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c型肝炎は自覚症状がないから怖い【もしもを考えて検査しよう】

肝臓の病気

どのような病気か

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c型肝炎は、肝臓の細胞が壊れて働きが悪くなる肝臓の病気です。キャリアと呼ばれるc型肝炎持続感染者は、日本に約100万人から200万人いると推定されています。この病気は進行する場合が多く、重症化すると肝硬変や肝がんになる人も少なくないので放置すると恐ろしい病気です。c型肝炎に感染する原因は、感染している人からの血液が体内に侵入することによって発症します。感染経路としては輸血が約4割を占めていましたが、1989年からは輸血の際にもc型肝炎の検査が導入されるようになり、輸血が原因の感染は大幅に減っています。治療方法は、インターフェロンと呼ばれる抗ウイルス剤の注射や薬を使用する方法が主となっています。

注意すること

c型肝炎の感染者は約100万人から200万人いますが、この数字の中にはc型肝炎に感染していることに気付かずに過ごしている人も含まれています。この原因としては、肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれ、重症化するまで自覚症状がないことにあります。しかし、放置したままにすると約70%の人が慢性化し、慢性化した場合の自然治癒は非常に困難になります。また、慢性化した後に3人に1人が約20年後に肝硬変になり、その大部分の人が肝がんになってしまいます。そのため、c型肝炎に感染している疑いのある人(40歳以上の人・1989年11月以前に輸血を受けたことがある人)は、c型肝炎ウイルスの抗体検査を積極的に受ける必要があります。